【春風吹く関越道沿線の観光スポット】伊香保温泉など名所いっぱいの群馬特集


関越道沿線にある群馬県には、家族でも楽しめる名所がたくさんあります。この記事は群馬県にあるおすすめ観光スポットをご紹介します。
群馬県を跨がる関越自動車道IC
関越自動車道は群馬県を跨がるようにっています。群馬県内には、「高崎IC」、「前橋IC」、「駒寄スマートIC」、「渋川伊香保IC」、「赤城IC」、「昭和IC」、「沼田IC」、「月夜野IC」、「高崎玉村スマートIC」、「水上IC」のと10個のICがあります。そのため、県内からも県外からも利用しやすい場所といえるでしょう。
群馬の大自然を楽しむ「榛名湖」
榛名湖は、群馬県高崎市にある湖です。
上毛三山のひとつである榛名山の火山活動によって生まれたとされています。榛名湖は透明度が高い湖で、榛名富士のシルエットを水面に見ることができます。 年間を通して自然を満喫できる絶好のアウトドアスポットで、白鳥の遊覧船やボート、オートキャンプ、トテ馬車などが楽しめます。トテ馬車とは、榛名観光案内所前とロープウェイの高原駅の往復を馬車に乗って楽しめるアクティビティ。往復約20分です。
また年間を通して、トライアスロンやヒルクラムなどのスポーツイベントも行われています。
榛名富士にのぼるのもおすすめ
榛名富士は富士山そっくりの山として親しまれているスポットです。麓の高原駅から山頂までロープウェイが運航しています。ロープウェイの延長は527メートル、約2分50秒の旅が楽しめます。天気の良い日には関東平野を望むことができ、スカイツリーや富士山なども見られます。
散策にもぴったり
榛名湖周辺は散策にぴったりの「ツツジの道」や「ユウスゲの道」などが整備されています。「ユウスゲの道」は沼の原湿原にある木道で1周は約30分です。 7月下旬~8月頃が見ごろです。
ユウスゲの花は夕方から咲き始めるので、夕方4時過ぎに訪れるのがおすすめです。また夏の時期には「マツムシソウ」や「キキョウ」なども見られます。
石段で有名な伊香保温泉街
伊香保温泉街は群馬県渋川市にある温泉街です。200年を超える歴史があり、多くの温泉客でにぎわっています。
伊香保温泉には「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」があります。黄金の湯は、湯の中の鉄分が酸化した茶褐色の湯が特徴です。やわらかく、体を芯から温めてくれるとされています。
白銀の湯は近年湧出が確認された温泉です。1分間に約110リットルという豊富な湧出量が特徴で、無色透明なことから名づけられました。
伊香保温泉のシンボル「石段」
伊香保温泉街のシンボルといえば石段です。まるで天へのぼるかのような階段の数は365段あり、石段を挟んでさまざまな土産物屋や遊技場が並び、温泉情緒たっぷりです。
また温泉街の楽しみのひとつである「温泉饅頭」は伊香保温泉が発祥の地といわれています。観光の合間にちょっと休憩して、温泉饅頭をいただくプランもおすすめです。
世界遺産にもなった富岡製糸場
富岡製糸場は群馬県富岡市にあります。明治5年(1872年)に日本文化の近代化のために明治政府が設立しました。
明治維新後、日本は海外と対等な立場になるため、産業などの近代化をすすめます。そのための資金を得る方法として力を入れていたのが生糸の輸出です。生糸の品質改善や生産向上のため作られたのが模範機械製糸工場である富岡製糸場です。
2005年に国の史跡に、2006年7月に主な建造物が重要文化財に指定されました。そして2014年6月に世界遺産に登録、2014年12月には3棟が国宝に指定されています。現在の富岡製糸場は、整備活用などの一環として一般公開されています。外観見学はもちろん、解説員によるツアーや音声ガイド機による案内なども行われています。
群馬県には旅行にぴったりなスポットがいっぱいあります。ぜひ家族や友人たちとおしてみてはいかがでしょうか。