関越道沿いを家族で楽しめる観光スポット:埼玉県東松山市編

埼玉県東松山市は、関越自動車道の起点となる場所です。ここから旅を始める方も多いのではないでしょうか。
この記事では東松山市の家族みんなで楽しめるスポットをご紹介します。
埼玉県東松山市とは
埼玉県東松山市は、埼玉県のほぼ真ん中に位置する市です。昭和29年に1町4村が合併し、市としてスタートしました。関越自動車道練馬ICより東松山ICまで約40キロの場所に位置します。
人口は約9万人、豊かな緑に囲まれており東京のベッドタウンとしても人気があります。東武東上線池袋駅より東松山駅まで44分の距離にあり、東京からのアクセスも良好です。花の街としても知られており、桜、牡丹、ツツジ、アジサイ、ヒマワリ、紅葉など四季折々の自然を楽しめます。
また昔から人が住んでいる東松山市は歴史と文化を感じられるスポットも多いです。1,300年前に創建された「箭弓稲荷神社」など数多くの寺社も点在しています。
【東松山市の観光地①】埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園は、自然観察や動物を親しんだりできる場所です。比企丘陵の自然の中にあり、こどもがリラックスして遊べるように作られました。
46ヘクタールの広大な土地の中には、約180種、1,600頭羽の動物がいます。コアラやカンガルー、ペンギンなど多種多様な動物と触れ合えます。
また移動に便利な彩ポッポなども随時運行されており、親子連れにもぴったりです。
【営業情報】
営業時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
※11/15~2/10までは9:30~16:30(入園は15:30まで)
利用料:大人(高校生以上)520円 小人(小・中学生)210円
電話番号:0493-35-1234
住所:埼玉県東松山市岩殿554
アクセス方法:電車:東武東上線高坂駅から鳩山ニュータウン行きバスに乗車し、「こども動物自然公園」停留所下車。
車:関越自動車道「鶴ヶ島IC」から坂戸方面へ降り、国道407号で東松山方向へ。
「宮鼻」交差点を左折、直進約3km。
http://www.parks.or.jp/sczoo/index.html
【東松山市の観光地②】化石と自然の博物館
県内で唯一、室内で化石発掘ができる博物館です。
これまで発掘された化石をみたり、化石発掘体験などの体験ができたりします。市内で約1,500万年前の地層からサメの歯などが発見されており、それらをみることも可能です。
また化石やメノウ、石英などをガラスボトルに入れる「アクアボトル教室」などのワークショップも開催されています。
【営業情報】
営業時間:9:00~17:00
利用料:無料
電話番号:0493-35-3892
住所:埼玉県東松山市坂東山13番地(ばんどう山第2公園内)
アクセス方法:電車:東部東上線「高坂駅」下車後、タクシーで10分、東松山ICから車で10分
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/toshiseibibu/toshi/menu/kasekitoshizen/1453795250409.html
東松山に行ったら食べたい名物「やきとり」
東松山市の名物といえば「やきとり」です。
一般的には鶏肉が使われますが、東松山市では豚のカシラ肉を使用します。炭火で丹念に焼き、辛いみそだれをつけて食べるのが特徴です。
カシラ肉とは、豚の頬とこめかみの部分を指します。1頭に約1.2キログラムあり、1日約120キログラムのカシラ肉が卸されています。1本で約50グラムのカシラ肉が使われており、通常のやきとりと比べると2倍近くになります。
やきとりのルーツ
東松山市のやきとりは昭和30年代に誕生しました。
当時、豚のカシラ肉はあまり食肉にはならず、ハムなどの加工食品に使われていたそうです。肉は高級品でしたが、近くの食肉センターからは安価で新鮮なカシラ肉が手に入りました。この肉を朝鮮出身者が屋台で出したのが始まりとされています。現在では市内に約50店舗のやきとり店があります。
子供と楽しめるスポットが満載の東松山市
埼玉県東松山市はこどもと一緒に楽しめるスポットがたくさんあります。また遊んだあとは、ぜひ東松山市名物のやきとりを食べてみてはいかがでしょうか。