劇的進化!?もはやレジャーの目的地になったサービスエリア・パーキングエリアたち

サービスエリア・パーキングエリアがただのトイレやお土産のための休憩施設だったのは昔の話。ショッピングエリアやフードコートの拡充は当たり前。温泉や宿泊施設をを超えて、ゆうえんちのようなアトラクションを備えたサービスエリアも出てきて、もはやそれ自体が「目的地」と言える時代になってきました。

この記事では、そのようなサービスエリア・パーキングエリアからいくつかピックアップしてご紹介します。

刈谷ハイウェイオアシス

中部地方在住の方はには見なれた景色、でも他の地方から伊勢湾岸道へやってくると目を疑ってしまうのが刈谷ハイウェイオアシスというパーキングエリアです。

休憩施設を挟んで上り・下りが一つになった施設は珍しくありませんが、刈谷ハイウェイオアシスが衝撃的なのは、なんと観覧車!車で走っているときは近くのゆうえんちかと思いきやパーキングエリア内のアトラクションなのです。

岩ヶ谷公園と一体となっていて広々とした敷地の中に観覧車を中心として大型のフードコートや産直市場に温泉が揃い、長距離移動のリフレッシュだけじゃなく、まさにここに遊びに来ることが目的になるパーキングエリアになっています。

http://www.kariya-oasis.com/

羽生PA

続いては東北道から羽生パーキングエリアをご紹介します。
こちらは上り線専用ながら、他の進化型SA/PAとは一線を画す「時代劇テーマパーク」型の施設です。その名も「鬼平江戸処」。

池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」の世界で展開されるフードエリアが魅力で、江戸の街風の外観はもちろん、提供されるフードメニューも鬼平にちなんだ「五鉄の軍鶏鍋」や「一本うどん」など、徹底的に世界観に合わせたものになっています。

高速道路利用しなくても外部から訪問できる専用駐車場も用意されています。

https://www.driveplaza.com/special/onihei/

高坂サービスエリア

最後は関越道から高坂サービスエリアをご紹介します。関越道を利用する方にはお馴染みのサービスエリアです。パッと見は先ほどの2施設と較べると地味な印象を受けますが、実は関越道で最大級のサービスエリアで上下線の施設が隣り合って階段で繋がっているので、どちらのグルメも楽しむことができるのがポイントです。

特に、人気グルメ下り線不動のナンバーワン商品「茶園の月」。なめらかな舌触りの抹茶クリームと、とろりとした小倉餡を抹茶スポンジで包まれており、クセになると好評です。

一方、上り線はベーカリー「神戸屋」で販売されている、高坂サービスエリア限定の贅沢なクリームパン「ダブルクリームパン」が、1度食べるとヤミツキになると人気です。

また、関越道唯一のドッグランが整備されているので、渋滞で凝りがちな身体のリフレッシュもできるのがうれしいところですし、施設が少し高台にあるので夜には首都圏の夜景を一望できるポイントでもあります。

様々に進化したサービスエリア・パーキングエリア。○○へ遊びに行く!にプラスして、サービスエリア・パーキングエリアそのものも目的地のひとつに加えるのもいいかもしれませんね!