賢く走って渋滞のイライラを最小限に!

休日、とりわけ夏休みや大型連休の高速道路につきものの渋滞。ノロノロした流れはストレスも溜まりますし、予定が狂ってしまうイライラも追い打ちをかけてきますよね。

道路を走るのは自分だけではありませんし、地形上どうしても渋滞が発生しやすいポイントはありますが、知っておくことでストレスを大きく減らせることもあります。渋滞を0にすることはできませんが、関越道を快適に過ごすポイントをお伝えします。

渋滞ポイントと原因を知っておく

関越道で渋滞が起こるポイントはある程度決まっています。具体的には下り線の鶴ヶ島JCTから高坂SAにかけての区間や上り線の駒寄PAから前橋ICと鶴ヶ島JCTです。

JCTでは合流をスムーズに

上下線で鶴ヶ島JCTで渋滞ポイントになるのは鶴ヶ島JCTは八王子JCTと合わせて中央道と関越道という交通量が非常に多い区間を結ぶポイントであること、関越道はひときわ流れるスピードが高いことに運転に不慣れなドライバーが休日で多いことが重なって起きています。

合流車を避けるために車線変更したくなってしまいますが、それによって後続車がブレーキを踏むことで渋滞が始まることにも繋がるので、合流では互いに車間を詰めたりせずスムーズに動く事を心がけましょう。

サグではスピード維持を心がける

下り線高坂SA付近や上り線前橋IC手前などはいわゆるサグ(ゆるやかな上り坂)で気がつかないうちにスピードが落ちてしまうことが渋滞の発生原因になっています。とはいえ、最近ではそういったポイントではピンク色のでスピードをキープするように促す標識が設置されていますので、標識を見かけたらスピードメーターをチェックすることで対応できます。

クルーズコントロールを利用する

前述のサグ対策にもなるのがクルーズコントロール(自動で速度維持をしてくれる機能)の利用です。装着者は年々増加していますが、交通量が少ないときや疲れたときにしか使わないという人も多い機能です。

単純な速度維持するタイプでは前車との車間距離が気になって使いづらいケースも多いですが、追従型のクルーズコントロールは全車速対応するものも増えており、交通量にかかわらず一定の車間を維持したまま速度をコントロールしてくれるので、積極的に利用することで運転疲労や渋滞時のストレス軽減にも大きく貢献してくれます。

SA/PAの設置間隔を知っておく

こちらも渋滞の大きな原因のひとつ「トイレ問題」。道路が快適に流れている時はそれほど気にすることはありませんが、渋滞の気配がしてくると気になり始めるのがどこにSAやPAがあるのか、トイレは混雑してないかといったことです。

カーナビ画面に近くのSA/PAが表示されることも多いですが、あらかじめSA/PAの設置間隔を覚えておくとトイレ休憩をとるタイミングを計りやすくなります。PAは約15km、SAは約50kmが目安に設置されているので、PA2回ごとにSAが1回のサイクルでやってきます。

SAはレストランやフードコートなどの施設も充実しているので混雑しがちで、駐車場に入るだけでも渋滞ということも多々あります。混雑したSAをパスして次のPAでトイレというパターンも多く、トイレだけでOKならばSAから2つ目(次のSAの一つ手前)のPAが空いている傾向が高くなります。

他車の行動パターンを予測してストレスをいなす

完全に渋滞や運転時のストレスをゼロにすることはできませんが、他車の行動パターンや便利な機能を活用することで、休日の混雑した高速道路はグッと快適に走れます。