北上すると味は濃くなる?
2020年9月11日
関越道を北上しながら見つけた逸品をご紹介。緯度と味の濃さが関係するかは定かではありませんが、奥に入っていくにつれ変化していく味の濃さ。最後はお酒といっしょに楽しみたくなる逸品でした。
たらの芽

関越道的にはまだまだ入り口の上里SAでみつけた逸品がこちら。たらの芽といえば春に天ぷらで食すのがポピュラーな山菜ですが、こちらは山椒とかつおだしが利いたさわやかな味わいの香の物。細竹の食感とあいまって食事で涼を得られる逸品です。
野沢菜漬

関越道沿いではポピュラーな漬物「野沢菜漬」。さまざまな産地のものがありますが、やはり野沢菜といえば長野産。心地良い歯ごたえと程よい塩気が食の進みを良くしてくれます。ご飯にそえても、おにぎりの具にしても、はたまた炒飯に混ぜ込んでもおいしい鉄板の漬物ですよね。
塩だれ笹竹

越後川口で見つけた逸品がこちらの塩だれ笹竹。おなじく竹が入った先ほどご紹介のたらの芽と打って変わって、黒コショウが利いた塩だれ風味のしっかり味。だんだんと味も濃くなってきたような…
栃尾油揚げ味噌漬

今回ご紹介する最後の逸品が栃尾油揚げ味噌漬です。ふっくらと分厚いことで有名な栃尾の油揚げをさらに味噌漬にしたのがこちらの逸品。しっかりと味のしみた油揚げの味噌漬はおもわず日本酒を合わせたくなる濃厚な味わいです。
見た通りに味の濃さもダントツで北に行くと味が濃くなるというのは本当なのかもという気持ちになります。コロナ禍で自由な行動がしにくい昨今、関越道を旅しながら味の変化をお土産として自宅に持って帰って試してみるというのも、新しい旅の楽しみ方と言えるのではないでしょうか。